POILANE(ポワラーヌ)は、ピエール・ポワラーヌ氏1932年に開業したブーランジェリーで、パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)で有名なお店。
私も過去に何度か田舎パンを買い求めたけれど、正直なところ、個人的には「わあすごい!」という感想は持たなかった(食べ方によるのかもしれない)。けれど、フェーヴのデザインは毎年魅力的なので、ガレット・デ・ロワには大いに興味を持っていた。その上、去年まで代わりに食べてくれていた在仏の友人が「とても美味しい」と言うので、これはもう必ず食べよう、食べなくては、と思っていたのだった。
ようやく念願かなって、実際に食べてみた感想はというとやはり、流石!のひとこと。パイはサクサクなのに、クリームはしっとり。ちなみにクリームはノワゼットだそうで(へえ!)、素朴なかたちも好ましい。出てきたフェーヴは、薄い円形。今年は全部で3種類あるようだ。
感激したのは、王冠の素敵さ。ウィンドウの写真を撮らせて、とお願いしたらにこやかにOKしてくれてうれしかったのだけれど、外から撮ったので反射してしまい…でも、王冠の素敵さは伝わるかしら?