1730年創業、パリでもっとも古いパティスリーであるストレー。エチエンヌマルセルの調理道具屋さんが集まっている界隈から近いこともあって、調理道具を見て歩くのも大好きな私は、パリに行くたびに立ち寄っているお店。ここは外にガレット専用ワゴン(?)が出ていて、私がちょっと見ている間だけでも何人もの人がガレット・デ・ロワを買い求める姿が見られた。※左写真は2008年に行った時のもの
様々な大きさのガレット・デ・ロワがずらりと並んでいて、ブリオッシュ・デ・ロワもある。うーん、どれにしよう…と悩んだ結果、今回は中にクレームダマンドが入っていない「パイ生地だけのガレット・デ・ロワ」を買ってみることに。(店員さんがその「パイ生地だけのガレット・デ・ロワ」の名前を教えてくれたのだけれど、聞き取れませんでした…。書いてもらおうかと思ったけれど、他のお客さんが来たのでお邪魔かと思い断念。サ行な感じの響きだったのですが)。
食事に合わせるつもりでそれを買ったのだけれど、やっぱり普通のガレット・デ・ロワを買えばよかった…とあとで後悔。中にはちゃーんとフェーヴも入っているし、真ん中に穴があいたドーナッツ型もお洒落なのだけれど、やっぱりクリームも味わってみたかった…。ここのお菓子はとても美味しいので、またいつかリベンジしなくては!
フェーヴは金色のそら豆型で、片側にストレーのロゴ、もう片側に年度が刻まれている。金属製なので手のひらに乗せると重みを感じる。「毎年金色のそら豆型」というのもシンプルで、ここのお店ならでは。このフェーヴもとても魅力的だと思う。