ありがとうございました！

一昨日で、アリヴェデパール青山店さんでの展示が終了しました。たくさんの方にご来店いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。足をお運びいただいた方も、心に止めてくださった方も、本当にどうもありがとうございました。

フェーヴに心惹かれて集めるようになり、やがて販売もするようになりましたが、いちフェーヴ愛好家として思うのは「実際お店に足を運んで、ガレットを食べながら集める」とか「フランスから直接取り寄せる」とかは、素敵だし正しいのだけれどほんの一部の人しかできないことだということ。自分が昔そうだったように、フェーヴが好きでもフランスになかなか行く機会を持てなかったり、言葉に自信がなかったりする人でも気軽に手にとってくれたらうれしいなって思うのです。

とはいえ、今回イベントをさせていただいてうれしかったのは、いろいろな方のフェーヴにまつわる想い出を聞くことができたこと！いちばん心に残ったのは、今年の1月にはじめてガレット・デ・ロワを食べたらフェーヴが出てきて、その日に今住んでいる家が見つかったからフェーヴが幸運を運んできてくれた気がした、という新婚の女の子の話。「そうだよね、フェーヴってそういうものなんだよね」と、思い出すだけで心がしみじみあたたかくなります。私の場合、さすがにこれだけあると全部が全部というわけではないのだけれど、想い出とともにあるフェーヴは、やっぱり特別だと思います。

私は最初にフェーヴから入って、ガレット・デ・ロワをはじめ、フランスのお菓子や文化に深く興味を持つようになりました。そういう順番もありかなって思います。そしてまた美味しいガレットや可愛いフェーヴに出逢えたら、最高なのです。これからも私なりのフェーヴ道を追求していきたいと思います。

どうもありがとうございました！

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青山での展示の様子です。ちなみに↑の大きな写真のみ、フォトグラファーのケンイチさんが撮ってくださったものを使わせていただきました。
あえてシンプルに、フェーヴそのものの魅力が伝わるようなディスプレイを心がけました。
棚の上や足元にキラキラしているのは、大量の紙製の王冠です。
左：工房別に並べたフェーヴと、ポストカード類。
右：ガレットが出てくる絵本の一部。
左：mica TAKEOさんのアクセサリーコーナー。
中：ウサギのフェーヴを使ったバッヂ。
右：本のフェーヴを使ったネックレス。動物が本を抱えているのです。
左：waterblueさんのフェーヴを使ったアクセサリーのコーナー。これは懐中時計のネックレス。
中：ハート型のプラスティックフェーヴを使ったピアス。
右：プラスティックフェーヴを使ったアクセあれこれ。
写真がないのだけれど、ロザリオもいくつかあって、それもとても素敵なのです。
milky popさん作のガレット・デ・ロワ。よーく見るとMYCHARMの文字入り！

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会期中何度か「ひとりで全部準備したんですか？」と聞かれることがありました。確かに作業はそうなのだけれど、ひとりの力でできたことなんて何もないと思います。まず、声をかけてくれたお店の方がいて、素敵なアクセサリーを作ってくれたwaterblueさんとmica TAKEOさんがいて、今回のための新しいポストカードに絵を描いてくれたcheechocochopさんがいて、ガレット・デ・ロワをつくってくれたmilky popさんがいて、毎日細やかに対応してくださったお店の方がいて、協力的な家族がいて、国内外問わず尊敬すべきFabophilieの先輩方の存在があって。そしてフェーヴ好きの方や、フェーヴにそんなに興味があるわけじゃないのにイベントがあると遊びに来てくれる学生時代の友人や、雑貨屋バイト時代の友人、昔小冊子を作っていた時のつながりの方がいて。誰一人かけても私は何もできません。昔はそういうこと、言わなくてもわかってもらえていると思っていたけれど、言わなくちゃ伝わってなかったんだって思った時から、ちょっと照れくさくても、何度でも言おうって思うようになりました。

さて、このあとは自由が丘店と西宮店にフェーヴが出張します。まずは6/5～の自由が丘です。規模的には青山の1/10くらいになりますが、青山とは若干異なるラインナップでバラのフェーヴをたくさん用意させていただきます（シリーズもすこしだけあります。コラボレーションアクセサリーとポストカードなどのグッズもあります。職人が手作業で作っている工房のフェーヴなどはありません）。お近くの方は是非ふら～りと覗きにいらしてくださいね。

まずは、青山でのたくさんの感謝を込めて。
どうもありがとうございました！