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# 6 2011.01.12.
6:00起床。熱いシャワーを浴びて生き返る。昨晩ホテルに泊まれた幸せをかみしめる。このホテルへのご恩は忘れません…!(駅前でwifiもfreeで、熱いお湯も出たし言うことなし!) 9:00ナルボンヌ発。Montpellier(モンペリエ)までのTGVは定刻通り。モンペリエからAntibes(アンティーブ)まではTeozで約4時間の旅。お約束のように20分遅れ、目的地であるCagnes-sur-Mer(カーニュ・シュル・メール)行の列車に乗れなくなることが途中で判明…。しかし、昨夜あわや野宿の恐ろしさを体験した私、昼間のちょっとした遅れはさして問題ではない、と落ち着いて経路変更。終点のニースまでそのまま乗り越し、トラムとバスを乗り継いでカーニュ・シュル・メール駅へ。この日は南仏ニース近郊のPont de Loup(ポン・ド・ルー)で2003~04年頃からセラミック製フェーヴを作っているKreation de Pataras(クリアシォン・ドゥ・パタラス)の取材のため、Mme Pouzolとここで待ち合わせをしていたのだ。 ![]() ↑ポン・ド・ルーは自然豊かな村で、岩盤が呼吸器系の病気に良いと言われているらしい。 この時点でもう15時近かったのだけれど、お宅にお邪魔して、フェーヴ製造についての話を聞かせていただいた(以下、2011年時点の情報です)。 Kreation de Patarasは、2003~4年ごろ(はっきり覚えていないそう)よりフェーヴの製造を開始。1年に約3,500個を製造している。 Mme Pouzolはデンマーク人で、5歳の時にフランスにやってきた。1985年にCAP(という資格)を取り、デッサンやイラストを描く仕事をしていたが、1995年に結婚したのを機に、絵を本格的に描きはじめた。ちなみに旦那さんは映画関係の仕事をしつつ、刀鍛冶のようなこともしていて、ご夫婦ともにとてもアーティスティック。 しかし12年ほど前に交通事故に遭い、左腕が動きずらくなってしまったそう。その際に旦那さんが窯をプレゼントしてくれたので、色の塗っていない素朴なお皿に絵をつけて楽しんでいたそう。その後、20年ほど前からコレクションしていたフェーヴを作り始めた。 彼女のフェーヴはセラミックで、直接描くもの、カーボンで描くもの、型を取るものなどいろいろあるが、ひとつひとつすべて手描きで絵を描いている。型を取るものは、土で作ったものをプロトタイプにして作ったシリコンのムールで作る。製造過程で気を使っているのは、土を乾かして綺麗にする作業に時間をかけること。温度はオートマチックで、計回焼く(金は3回)。ブーランジュリーからの依頼は、約1年前に絵が送られてきてデザインを考える方式。 誰もやったことがない、自分の個性が出るものを作りたいと考えているという彼女のフェーヴには、とても柔らかな女性らしさが在るように思う。 鍛冶や柔道をテーマにしたフェーヴも(息子さん2人は柔道をやっているそう!)。 ![]() ちなみにこの地域のブリオッシュデロワにはフェーヴと豆が1つずつ入っていて、フェーヴが当たった人が王様、豆が当たった人がお妃になるそうだが、最近は豆は入っていないことも多いとか。用意してくれていたものの中にも、豆は入っていなくてサントンのフェーヴが1つ入っていた。 私のフェーヴ・コレクション Kreation de Pataras編。 旦那さんがカンヌまで車で送ってくれたので、通訳を引き受けてくれていた友人とホテルの近所でフォーを食べ(映画祭以外の時期のカンヌは本当に静かな海辺の町でした)、フランスに来てから初めて湯船に浸かって、0時過ぎに就寝。
by mycharm
| 2018-10-17 16:58
| フランスの旅
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