友人達とクリスマス会。会場は我が家だけれど、「ひとり1品持ち寄りパーティー」にさせてもらったので、のんびり気分で夜を待つ。手抜き?…いえいえ!こんな日はおもてなしで精一杯になるより、ワイワイ会話を楽しみたいから。
日が落ちるころやってきた皆が持ってきてくれたものは、見事に1品もかぶらず、テーブルの上は素晴らしくバランスのいいクリスマスのご馳走がずらり。
ピアノが上手い男子の手づくりオムレツは絶品だったし、生春巻きも美味しいし、デパ地下のパイや太巻きも美味しいし、大阪から持ってきてくれたきなこと黒豆のシュトーレンもためいきが出た。私はチキンをあたためて、白身魚のサラダをつくった。美味しいものをたくさんいただいて、たくさん話して、口福で幸福。
1000円以内のプレゼント交換も、あみだくじで決めたりして、こんなのひさしぶり!
そして最後はケーキの時間。
実はこのケーキ、お菓子職人のみなちゃんが、パーティーには用事で来られないのに「はい、プレゼント!」と、昼間わざわざ持ってきてくれたもの。真っ白な2段重ねのレアチーズケーキ。mina perhonenの<mori-no-umi>という私が持っているバッグと同じテキスタイルの模様が描いてあった。銀色のアラザンがキラキラ神秘的で、雪の森みたい。皆で美味しくいただいた。
我が家に無駄に溢れている果実酒やシロップも、飲んでもらえて大分減ったのでうれしい。つくるのが好きだから、空いているビンと見ればすぐ仕込みたくなるのに、普段はあまり飲まないから、なかなか減らないのだ…。
パーティーの終わりはいつもすこし切ないけれど、そういうのもちょっと好きだ、と思いながら背中を見送る。Joyeux Noel!