セヴは、リヨンとその近郊にあるショコラティエ&パティスリーで、リヨンではレ・アールという屋内市場の一角にある。
「ガレット・デ・ロワをひとつください」と言ったら、背の高いムッシュウがくるくると器用に、こんなにも可愛く包んでくれて驚いた。昭和のお父さんが、おみやげにぶら下げていそうなかたち。
ガレット・デ・ロワはというと、かなりしっかりキャラメリゼされたパイの中に、濃いローズ色のクリームが(プラリネ?)。
ナイフを入れた時、この色に結構興奮した。「濃いロオズ色のクレエム」などと、森茉莉風にひとり口に出してみたりして(←キケンな人)
妄想モードになってしまったほどだったのだけれど、残念ながら私の口には合わなかった…本当に残念。(しかるべき舌の持ち主が食べれば美味しいのかもしれないけれど、私には甘すぎた)。
でも、出てきたフェーヴはなかなか可愛かった。2008年はお菓子シリーズと、ドイツ自動車メーカーsmart社(製造はフランス)とのダブルネームシリーズの2種。私のはお菓子シリーズのほうだった。