ガレット・デ・ロワの絵本は、フランスで結構出版されている。
私のお気に入りは『roule galette』という絵本。
これはガレット・デ・ロワではなく、ガレットのお話なのだけれど。
薄いので、読むのも大変じゃないのがうれしい。
森の近くの小さな家に住むおじいさんとおばあさんが
屋根裏の小麦でガレットを焼いたのだけれど…。
ガレットはころころと森の中へ。
ウサギやオオカミ、クマと出逢って、最後にキツネに出逢う。
そして友好的な表紙(のように見える)からは想像できない、
しかし、ある意味セオリーどおりの結末が。
(童話の世界では大抵キツネはわるものにされてしまうものだ)
そして、表紙の右下にちょこんと乗っているのは…
『roule galette』のフェーヴ。
本に付属していたわけではなく、別の機会に見つけて思わず買ってしまったもの。
この『roule galette』はDVDも出ているよう。仏語の勉強にもなりそうだし、秋の渡仏時に探してみたいなと思っているもののひとつ。