
この間、東京出張中の
chia choa店主さんと銀座でお会いした際、煉瓦亭に行った。煉瓦亭は洋食文化発祥の店のひとつと言われている1895年創業の老舗洋食店。現在の店舗は1964年に建てられたものだとか。地下から3階までの4フロアがあり、私たちが通されたのは赤チェックのテーブルクロスが可愛い地下席。私は元祖オムライスを注文したのだけれど、ここのオムライスは、卵で包まれているのではなくて、ライスの中に既に溶き卵が混ざって焼かれているの。

火の通りも絶妙な加減で、とっても美味しくて大満足!いただいたマッチもツボ。影絵好きにはたまらない。
帰宅後、
祖父のマッチラベル集の中に、煉瓦亭のはなかったかしら?と思って探してみた。残念ながらなかったけれど、どうにも気になるものを発見。煉瓦亭の並びに、創業昭和6年の『白いバラ』というキャバレー(社交場と書いてある)があって、店先には日本地図が掲げられているし、「あなたの郷里の娘を呼んでやって下さい」と書いてあるし、昭和の香りがとっても気になっていたのだけれど…。


これ(左)ここのお店のものなのでしょうか。白いの「い」が入っていないから違うかな?ラベルのみ切ってスクラップブックに貼られているので、残念ながら詳細がわからないけれど、一応銀座の店が多く貼られているページ(右)で発見。そしてコレクションの中には、今現在も続いているお店のものも(下左から、WEST、千疋屋、資生堂、みかわや)。

日本の昔の紙ものって味わいがあるなあ。
追記:
こちらに『白いバラ』体験レポートを発見。もし1日だけ男のひとになれるとしたら、ここに行ってみたいかも!(インテリアにも興味あり)